グーグル「口コミ」への投稿、地裁が削除命じる

www.yomiuri.co.jp

* 記事要約
関東地方のある診療所がGoogleが提供する口コミサービスの投稿によって名誉を傷つけられたとして千葉地裁に投稿の削除を求め、7日千葉地裁は削除を命じた。Google側は社内の方針に違反するものは削除している。口コミは、肯定的なものも否定的なものも、利用者が直接意見を共有できる重要な手段だとして異議を申し立てる方針である。

* 疑問
・疑問⑴
Googleが言っているように、「口コミ」とは本来肯定的なものだけではなく否定的なものもあるものなのになぜ地裁は削除を命じたのだろうか?
・疑問⑵
逆に口コミというのはすべて肯定的なものなのか?

* 考え・主張
まず、口コミというのはいわゆる消費者の声なのだから、肯定的な声だけでなくもちろん否定的な声も存在します。しかし、この件の場合、口コミは人伝えではなく、ネット上の情報の受け取りです。(人伝えでもいえますが)嘘の情報つまり悪意を持った情報も存在します。ですが、僕が重要だと思うのは情報を受け取る方です。ネット上の情報をすべて鵜呑みにせず、取捨選択できてこそ、ネット上の情報交換は成立します。ネット上にその店の衛生管理を疑うような画像が添付され、その店が破産という話はよく聞きます、それはきちんと裁判で裁かれるべきです。しかし今回の場合、(記事を読む限り)何か被害を被ったということは書いてありません。これらの理由から僕はGoogle側の意見に賛成します。

* その他
とくになし