高レベル廃棄物出ない核融合、実験炉土台が完成

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記事要約

核融合エネルギーの実現を目指して日米欧などが共同で建設を進める、国際熱核融合実験炉(ITER)の土台部分が完成し、報道陣に18日、公開された。ただ、目標である2020年頃の完成は難しいと話した。ITERは、水素の一種である「重水素」と「三重水素」が、核融合を起こしてヘリウムになる反応を利用し、エネルギーを取り出す。ウラン核分裂を利用する原子力発電と異なり、地下深くに数万年、隔離する必要がある高レベル放射性廃棄物は出ない。

疑問

使っているのは水素だが安全面は良しとしても、これで国をまかなえるようなエネルギーをつくりだせるのか?

考え・主張

水素は普遍的に存在し、ウランなどに比べて危険性は少なくため安全にまた資源の心配をする必要がないのである意味夢の発電機になると思う。今後も目標を急がなくていいので慎重かつ丁寧に建設及び実験を行ってほしい。

その他

建設現場責任者のロラン・パティソン氏は「来年以降、実験炉の部品が搬入され、組み立てが始まる」と話した。